オニグルミのブールドネージュの試作
- 麻里 岡本
- 2023年12月11日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
観察会をやっていたころの気候が恋しい寒さになってきました。最近になってもカメムシを見かけることがありますが、今年は大雪になるのでしょうか。
先日、13日のイベントで作るオニグルミのブールドネージュの試作をしました。あると思っていた道具がなかったり、カメラを一時的に紛失したりとバタバタしていましたが作業自体は簡単で、イベント時間がオーバーすることはなさそうでほっとしました。
お菓子づくりにかかる時間に余裕がありそうだったため、当初はこちらで準備しようと考えていたオニグルミの下処理をイベントの時間の中でやることにしました。殻を割って中の実を取り出す作業を通して、自然の食材を扱うという体験をしていただけたらと思います。

ブールドネージュの特徴として、生地を作る際に粉砂糖を加え、焼きあがった生地にも粉砂糖を振りかけるというものがあります。今回粉砂糖が手に入らなかったため、すり鉢ですって試作してみました。味はとてもおいしくできたのですが、粉っぽさが全然足りず、仕上げがあまりうまくいきませんでした。雪の玉というよりも砂糖をまぶしたドーナツのような仕上がりです…

後で調べてみたら、30分ほどすり続ければ粉砂糖らしくなるようです。試作時にすった時間は10分ほどだったので、すり具合が全く足りませんでした。当日は事前準備でサラサラになるまで30分は砂糖をすり続ける必要があることがわかりました。
本イベントで作るブールドネージュは煎ったオニグルミが入っていることが特徴です。しかし、完成したブールドネージュはクルミの風味が弱いように感じました。試食に協力いただいた方にもお聞きしたところ、クルミの味がするという方とあまりクルミを感じないという方が半々でした。煎る時間を変えてみるか、もしくはクルミの量そのものを増やしてみるなどして対応策を考えたいと思います。

いくつか改善すべき点も見つかりましたが、ブールドネージュは作るのがとても簡単でおいしく、当日は楽しくできるのではと思っています。