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イベントレポート「野花と葉っぱのクッキーづくり&ミニ野草観察会」

こんにちは。

4月13日(木)、ひじかわ野草企画第一弾「野花と葉っぱのクッキーづくり&ミニ野草観察会」を行いました。場所は、肱川公民館の調理室とその周辺(観察時)です。


まずはクッキーづくりから。



試作時も思いましたが、クッキーづくりって結構力を使いますね。特に材料を混ぜる工程で、小麦粉を入れてからは生地が重くて大変でした。力作業なので参加者さんと運営スタッフでこまめに交代しながら作業しました。



冷蔵庫で生地を休ませている時間には、会場付近で野草観察をしました。


まずは植え込みに生えているタデ科の野草三種を観察しました。スイバとギシギシ、そしてイタドリを見比べて、似ているところや違うところを探しました。私からは、肱川ではスイバが「スイジン」と呼ばれていること、ギシギシは根が生薬として使われるなどのお話をさせていただきました。


ギシギシを観察しています。


左:スイバ 右:イタドリ


この日の参加者さんには大洲からお越しいただいた方もいらっしゃったのですが、大洲ではイタドリのことを「スイコンボウ」と呼ぶそうです。肱川では「イタンポ」と呼ばれます。


近くの公園でも野草観察しました。


まずは入り口の小さいスペース。ハハコグサ、チチコグサの仲間、タンポポ、カタバミなど、狭い範囲内でも次々と植物が見つかります。



春の山菜・野草で私が一番好きなカンゾウ類(ヤブカンゾウ・ノカンゾウ)の観察もしました。食べごろは過ぎていますが、葉が着物の衿のように折り重なっている様子などを見ていただきました。


大好きなカンゾウ類を語れて得意げな私です。笑


観察から帰ったらこの日のメインイベント、クッキーの飾り付けです。大きく葉を載せたり、違う種類の花と葉を組み合わせたり、自由な発想でクッキーが彩られていきます。




飾りつけが終わったクッキーをオーブンに入れて、焼いている時間は野草茶を飲みながら少し休憩。ほっと一息つきながらおしゃべりを楽しみました。



焼きあがってからはちょっとした撮影大会になりました。お皿にクッキーを載せて、活けていた菜の花(実はアブラナとカラシナの二種類あります)と一緒に撮ったり、真上から撮ったり。




できたクッキーを野草茶と一緒にいただいて、この日のイベントは終了しました。


「童心に帰った」

「名前を知ったらもうただの草じゃなくなる」

など嬉しい感想もいただきました。


内容が盛りだくさん過ぎたかなとも思いますが、なんとか無事に終えられてほっとしています。準備に時間がかかったり考えることが多かったりして、これから月一回の頻度でイベントをやっていけるか不安もありますが、無理せずやれる範囲でやっていこうと思います。


本記事に掲載した写真は、最後の3枚以外は大洲市地域おこし協力隊の山本さんや杉井さんをはじめとした運営スタッフ・参加者さんからいただきました。


5月は野草観察会を行います。場所や日程が決まり次第また参加募集させていただきます。



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